100個のファイル名を直す前に、3個で止まる。PowerRenameの失敗を減らす使い方

Windowsキーのあるキーボードのイメージ写真 便利ツール
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • PowerRenameはファイル名の一部をまとめて置き換えられる。
  • 変更前のプレビューで、対象と変更後の名前を確認する。
  • 最初はコピーした3個で試し、拡張子を変更しない設定にする。

サムネイルはイメージ写真。写真の配布元:Unsplash利用許諾)。紹介するサービスの画面ではない。

コピー3個で試す:検索文字と置換文字を入力 正規表現はオフから始める。変更予定を確認:元の名前と変更後を比較 拡張子と対象範囲を点検。速さより、同じ間違いを広げないことを優先
RyXeon作成の解説図。実際のサービス画面ではない。

資料の名前に入れた「仮」を全部「確定」に直したい。こうした単純作業は、一つずつ行うと面倒だ。MicrosoftのPowerToysに含まれるPowerRenameは、複数のファイル名をまとめて変更できる。便利さの中心は一括処理だけでなく、実行前に変更後の名前を見られる点にある。

難しい式を覚える前に、文字の置換で使う

例えば「運動会_仮_01.jpg」「運動会_仮_02.jpg」を「運動会_確定_01.jpg」「運動会_確定_02.jpg」にする架空の整理作業を考える。「仮」を探し、「確定」に置き換えればよい。複雑な条件を書く「正規表現」は、この例では必要ない。

PowerToysは公式のインストール案内から入手する。対応条件を確認し、設定でPowerRenameを有効にする。会社の管理端末でソフトを追加できない場合は、管理者へ確認する。

最初の操作はコピー3個で

  1. 練習用フォルダーを作り、対象ファイルを3個だけコピーする。
  2. コピーしたファイルを選び、右クリックからPowerRenameを開く。
  3. 検索欄に「仮」、置換欄に「確定」を入れ、正規表現の利用をオフにする。
  4. 適用先をファイル名だけにし、拡張子を対象から外す。
  5. プレビューを確認し、変更を実行する。結果を確認してから本番の対象を選ぶ。

メニューの表示位置や項目名は版・言語設定によって異なる。設定を以前の作業から引き継ぐ場合もあるため、前回うまくいったからといって確認を省かないほうがよい。

見るのは「変わった名前」だけではない

変更するはずのないファイルが含まれていないかも、プレビューで見る。「仮」が資料名の別の場所に含まれていた場合、それも検索条件に一致する。例外になる1個を見つけるためにも、対象フォルダーを絞る意味がある。

フォルダー名やサブフォルダー内のファイルを含める設定にも注意したい。拡張子の変更は画像や文書の形式変換にはならない。まずはファイル名だけを扱うのが分かりやすい。

公式にはエクスプローラーの「元に戻す」で直前の名前変更を戻せると案内されている。ただし、本誌としては元に戻す操作を唯一の保険にせず、大事なファイルはコピーを残してから整理する使い方を勧める。

数個だけなら手で直すほうが早いこともある。共通の文字を数十個以上で直す人には相性がよい。目的は「全部一度に」ではなく、同じ規則で整えることだ。

出典:Microsoft PowerRenamePowerToysの導入条件。確認:2026年9月22日。ファイル名と3個で試す方法は本誌の例・提案であり、処理速度の実測ではない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました