この記事のポイント
- Bitwarden Sendは短い文章などを期限付きリンクで共有できる。
- テキスト共有は無料アカウントでも使え、ファイル共有は有料条件がある。
- 期限や削除は、受け手が保存したコピーまで消す機能ではない。
サムネイルはイメージ写真。写真の配布元:Unsplash(利用許諾)。紹介するサービスの画面ではない。

一度だけ伝えたい情報を、チャットの本文にずっと残す必要はあるだろうか。パスワード管理サービスBitwardenのSendは、文章などを一時的なリンクにして渡す機能だ。ただし「消える」という言葉を、送信の完全な取り消しと受け取らないことが大切である。
便利なのは共有を終える日を決められる点
Sendでは削除日を設定でき、初期設定では作成から7日後に削除される。削除が完了すると、サービス上の内容には送信者も受信者もアクセスできない。長期保存用のメモとして使う機能ではない。
本誌が勧める考え方は、送りたい文章より先に「いつまで必要か」を決めることだ。例えば家族へ渡す一度きりの受け渡しメモなら、用事が終わったあともリンクを開ける必要があるかを考える。これは架空の活用例であり、機密情報の共有を一律に勧めるものではない。
短い文章から作る手順
- BitwardenのWebアプリへサインインし、「Send」で新規作成を選ぶ。
- 種類をテキストにして、名前と共有する文章を入力する。名前も相手に表示される。
- 削除日と、誰が閲覧できるかの条件を確認する。
- 保存してSendのリンクをコピーし、意図した相手に渡す。
テキストSendは無料を含むBitwardenユーザーが利用できる。ファイルSendはPremiumまたは有料組織のメンバー向けである。送信側はアカウントのメール認証も確認したい。無料で短文を渡す用途なら、ファイル添付のために課金する前に目的を整理できる。
「リンクを知っている人」を「家族だけ」と読み替えない
Web版の標準の閲覧条件はリンクを持つ人である。共有先を間違えたりリンクを転送されたりすれば、想定外の人がアクセスする可能性がある。パスワードを求めるなど、利用画面で選べる条件も確認したい。暗号化されていることと、渡す相手を間違えないことは別の課題だ。
閲覧回数は人数ではない
閲覧回数の上限も設定できるが、テキストSendではリンクへのアクセスが数えられる。同じ人の開き直しも考え、1回にしたまま自分で確認して相手が開けなくなる、といった運用を避けたい。練習するなら秘密を含まない文章で行うのがよい。
出典:Bitwarden Sendの概要、作成手順と利用条件、削除日・閲覧回数。確認:2026年9月22日。利用場面は本誌の提案。公式文書で最長期間の表記に差があるため、本稿では初期値のみを紹介した。


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