工場の紙記録をその場で集計 カミナシ生産実績は11月1日提供開始

ノートとスマートフォン、ノートPCを置いた机のイメージ写真 ソフトウェア
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • 製造現場の出来高、不良、停止をタブレットから記録するクラウドサービスが始まった
  • 進捗、可動率、サイクルタイム、不良率などを入力データから自動集計する
  • 料金は初期費用と月額費用のプラン制だが、具体額は公開発表にない

2026年11月2日にカミナシの公式発表を確認した。サービスへログインして入力精度や操作性を検証した記事ではない。画像は工場の記録をデジタル化する場面のイメージ写真である。

工場の生産記録をタブレットとパソコンで集計するイメージ写真
生産記録のデジタル化を示すイメージ写真。カミナシ 生産実績の実画面ではない。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

カミナシは11月1日、製造現場向けの生産実績管理システム「カミナシ 生産実績」を提供開始した。作業者が出来高、不良、停止理由などをタブレットへ入力し、管理者が進捗や各種指標をダッシュボードで確認する仕組みである。

設備から数字を自動取得するだけのIoT製品ではない。作業者が入力する停止理由や不良原因を含めて、紙とExcelの集計を置き換えるサービスである。

翌日の集計を待たずに異常を確認する

入力されたデータから進捗、可動率、サイクルタイム、不良率、停止時間を算出する。不良原因や停止理由のパレート分析にも対応し、件数の大きい原因から改善対象を探せる。CSV出力も備える。

導入効果は入力方法まで含めて確認する

先行導入企業の一例では月約1,000枚の紙を使っていたというが、これは全工場に当てはまる平均値ではない。手袋をした状態での入力、工場内の通信、既存の生産計画や設備データとの連携、入力漏れを防ぐ運用を現場ごとに確認する必要がある。

料金と今後:初期費用と月額費用のプラン制で、具体額は公式発表に記載されていない。設備保全や教育など同社の別製品とのデータ連携は今後深める方針であり、現時点で全機能が一体化済みとは限らない。

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