Oracle CloudでGoogle TPU提供へ 使えるのは2027年から

Windowsキーのあるキーボードのイメージ写真 ソフトウェア
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • OracleがGoogleのAI向けプロセッサTPUをOracle Cloud Infrastructureで提供すると発表した
  • 提供開始は2027年予定で、現時点では価格、リージョン、具体的な開始日は未公表だ
  • 学習向けTPU 8tと推論向けTPU 8iを扱い、数年かけて供給を拡大する計画である

2026年10月29日にOracleの10月27日付公式発表を確認した。OCI上のTPUを使って性能や費用を比較した記事ではない。画像はクラウドAI開発のイメージ写真である。

キーボードでクラウドAI環境を操作するイメージ写真
クラウドAI開発のイメージ写真。OCIやGoogle TPUの実画面ではない。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

Oracleは10月27日、GoogleのAI向けプロセッサ「Tensor Processing Unit(TPU)」をOracle Cloud Infrastructure(OCI)で提供すると発表した。Google以外の大手クラウド事業者がGoogle TPUを提供する初の例になるとしている。

利用開始は2027年の予定で、今回の発表時点でOCIの管理画面から申し込めるサービスではない。具体的な提供日、対応リージョン、料金は示されていない。

学習用と推論用を分けて提供

対象は大規模AIモデルの学習を担うTPU 8tと、生成時の推論を担うTPU 8iである。OCIは電力、冷却、ネットワークを用意し、密なモデルとMoEモデル、長い文脈を扱う用途などを支える。

3倍という数字は世代間の公表値

OracleはTPU 8tが前世代と比べて1ポッド当たり約3倍の計算性能を持ち、学習周期を数カ月から数週間へ短縮できると説明する。これは提供元の公表値で、利用者のモデル、データ、構成によって実際の時間や費用は変わる。

企業が見るべき点:Google TPUを使いたい企業がOCIの運用基盤を選べるようになる計画だ。ただし予算化には価格とリージョンが欠かせないため、現段階では採用決定よりも2027年の詳細発表を待つフェーズである。

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