この記事のポイント
- NMOSはネットワーク上の映像・音声機器を見つけ、登録し、制御するオープン仕様である
- メーカーの異なるカメラやモニターを組み合わせるライブ制作で使われる
- ソニーは実装をオープンソースで公開し、共同でエミー賞を受賞した
2026年10月20日時点のソニー公式発表を整理した。画像はイメージ写真であり、放送設備やNMOS管理画面ではない。

ソニーは、放送業界の制御仕様「NMOS」の確立への貢献により、第77回テクノロジー&エンジニアリング エミー賞を受賞した。仕様を策定するAMWA、BBC、Streampunk Mediaとの共同受賞である。
NMOSの役割は、ネットワークへ接続した異なるメーカーの映像・音声機器を、共通の方法で見つけて動かせるようにすることだ。家庭でいえば、メーカーが違っても同じWi-Fi上の機器を一覧から選べる状態に近い。
映像制作も専用ケーブルからIPへ
放送スタジオや中継車では、カメラ、スイッチャー、モニターなど多数の機器を使う。映像をIPネットワークで運ぶ構成へ移ると、信号を送れるだけでなく、どの機器がどこにあり、何を受け取るかを管理する共通仕様が必要になる。
ソニーは2016年から標準化へ参加
ソニーは2016年にNMOSの標準化活動へ加わり、実装をオープンソースソフトウェアとして公開した。現在はシステムカメラ、ライブプロダクションスイッチャー、業務用モニター、メディア管理製品などへNMOSを実装している。
生活への間接的な影響:視聴者がNMOSを直接操作する場面は少ない。複数メーカーの設備を組み合わせやすくし、中継や配信の構成変更を速める基盤技術である。
出典・確認先
- ソニー公式:NMOSへの貢献でエミー賞を受賞(2026年10月14日)


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