フィッシングは四半期7183件。減少だけで安心できないJPCERT/CCの最新統計

ノートとスマートフォン、ノートPCを置いた机のイメージ写真 セキュリティ
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • 7~9月のインシデント報告は1万2932件で、前四半期より8%減った
  • 実際のインシデント8755件のうち、フィッシングサイトが7183件を占めた
  • Web改ざんは603件で、前四半期181件から大きく増えた

2026年10月23日時点で、JPCERT/CCが10月22日に公開した2026年7~9月の四半期レポートを確認した。画像はセキュリティ統計のイメージ写真である。

四半期のサイバーインシデント統計を確認するイメージ写真
セキュリティ統計のイメージ写真。報告書の図表転載ではない。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

JPCERT/CCは2026年7月1日から9月30日までの四半期レポートを公開した。寄せられた報告は1万2932件で、前四半期の1万4056件から8%減少した。

件数が減ったから安全になったとは言い切れない。関係組織との調整は4048件で、前四半期より19%増えた。一つの報告に複数の事象が含まれるため、報告件数とインシデント件数は同じではない。

8割超がフィッシングサイト

インシデント8755件のうち、フィッシングサイトは7183件で82.0%を占めた。前四半期の8313件から減った一方、Webサイト改ざんは181件から603件へ増えている。

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この統計はJPCERT/CCへ届いた報告の集計で、国内の被害を完全に数えたものではない。それでも、偽サイトが依然として多数を占める事実は、メールやSMSのリンクから直接ログインせず、公式アプリやブックマークから開く行動の意味を示す。

数字の読み方:報告数の増減だけで被害全体の増減を断定せず、カテゴリー別件数と調整件数を同じ集計期間で見る必要がある。

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