脆弱性情報が3か月で2万件超。JVN iPediaの増加をどう読むか

ノートとスマートフォン、ノートPCを置いた机のイメージ写真 セキュリティ
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • 2026年7〜9月に日本語版へ2万73件が登録された
  • 累計は31万240件で、四半期登録数は前期の1万3131件から増えた
  • 登録件数の多さだけで製品の危険度を順位付けすることはできない

2026年10月21日時点のIPA公表値を整理した。画像は情報整理のイメージ写真であり、JVN iPediaの画面ではない。

大量の脆弱性情報を整理するイメージ写真
脆弱性情報の整理を表すイメージ写真。実際の画面ではない。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

IPAは10月21日、脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の2026年第3四半期集計を公開した。日本語版への7〜9月の登録は2万73件で、累計は31万240件となった。

前四半期の1万3131件から増え、今期登録のうち1万9913件は米国NVDから収集した情報だった。国内製品開発者から13件、JVNから147件も登録された。

Windows 11と10が上位

製品別の登録件数ではMicrosoft Windows 11が4278件で1位、Windows 10が4029件で2位、クアルコム製品が3位だった。利用者は自分の機器やソフト名で検索し、更新情報を確認できる。

件数は危険度ランキングではない

登録数は製品の普及度、部品のまとめ方、情報源からの収集状況にも左右される。件数が多いだけで、その製品が最も危険だとは断定できない。実際の判断では深刻度、悪用状況、自分の利用版を確認する必要がある。

使い方:製品名だけでなくバージョンや脆弱性番号で絞り、ベンダーの更新情報と照合すると対応漏れを減らせる。

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