96コアで409万9800円 FRONTIER FRTRはソフトのコア上限も確認

Windowsキーのあるキーボードのイメージ写真 ガジェット
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • FRONTIERがThreadripper 9000搭載の受注生産ワークステーション4機種を販売した
  • 価格は174万9800円から409万9800円で、全機種128GB ECCメモリーを備える
  • 最大96コアでも使用ソフトにコア数制限があれば性能を使い切れない

2026年11月3日にFRONTIER公式発表と直販ページを確認した。処理速度、騒音、消費電力、安定性は実機で検証していない。画像は高性能PCで作業する環境のイメージ写真で、FRTRシリーズの実物ではない。

高性能ワークステーションで映像や解析作業をするイメージ写真
業務用ワークステーションの利用イメージ。FRTRシリーズの実物ではない。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

FRONTIERは、AMD Ryzen Threadripper PRO 9000 WX/9000シリーズを搭載する「FRTRシリーズ」を10月30日に発売した。3DCG、映像、CAE解析、科学技術計算、AI開発など、長時間にわたり並列計算を行う業務向けの受注生産PCである。

CPUの最大96コアは、どの作業でも同じだけ速くなる意味ではない。利用ソフトが使えるコア数、GPU性能、メモリー容量が仕事に合うかを先に確認したい。

4機種はCPUとGPUが異なる

24コアの9960XとGeForce RTX 5050を載せるAは174万9,800円、32コアの9970Xを載せるBは199万9,800円。64コアの9980XとRTX 5070 TiのCは269万9,800円、96コア192スレッドのPRO 9995WXとRTX 5070 TiのDは409万9,800円である。

全機種が128GBのDDR5 ECC Registeredメモリー、1TB NVMe SSD、Wi-Fi 7、1年間のセンドバック保証を備える。ECCはメモリー内の一部のデータ化けを検出・訂正する仕組みで、長時間計算の信頼性を重視する用途に向く。

置き場所と電力も家庭用PCとは違う

ケースはASUS ProArt PA602 Wood Editionで、外形は約245×567×599mm。CPUのTDPは4種類とも350Wで、標準構成は1000Wの電源を採用する。実際の消費電力は負荷や構成で変わるが、机の下へ気軽に追加するサイズではない。

購入前の固有条件:FRONTIER自身も、ソフトによって使用可能なCPUコア数に制限があると案内している。ライセンスがコア数で課金される製品もあるため、本体価格だけで比較しない方がよい。

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