寝た姿勢だけでは見えない。キヤノンのCTは立位・座位でも全身撮影

ノートとスマートフォン、ノートPCを置いた机のイメージ写真 ガジェット
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • Aquilion Riseは寝た姿勢、立位、座位で全身CT撮影ができる
  • 慶應義塾大学と共同開発し、DFA Design for Asia Awards最高賞を受賞した
  • 開口部周辺を空け、患者と医療従事者が近づきやすい構造にした

2026年10月19日時点のキヤノン公式発表を整理した。画像はイメージ写真であり、Aquilion Riseや診療場面ではない。

ノートとスマートフォン、ノートPCを置いた机のイメージ写真
イメージ写真。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

キヤノンの全身CT「Aquilion Rise」がDFA Design for Asia Awards 2026の最高賞を受賞した。慶應義塾大学との共同開発で、一般的な寝た姿勢に加えて立位と座位でも撮影できる。

体重がかかった立位や、症状が出る座位の体をその姿勢のまま撮れるため、寝ると分かりにくい状態を観察する余地が広がる。

装置を片持ち構造にした

撮影部をカンチレバー式にし、装置の周囲へ空間を確保した。患者の移乗や、医療従事者が近づいて介助する動線を妨げにくい。開口部を照明して内部の視認性も高めた。

レンズ6本も金賞

同時にRFレンズのF1.4 L VCMシリーズ6本が金賞を受けた。6本で外径と操作リングの位置、回転抵抗をそろえ、動画撮影でレンズ交換してもジンバル調整や操作感の変化を減らす設計である。

受賞発表の範囲:今回はデザイン賞の発表であり、新しい診断性能や一般販売価格を発表したものではない。

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