この記事のポイント
- 北九州のTEAM FABが製造業DXサービスを12月の福岡展示会へ出展する
- 設備データの収集前に、現状・目標・差分・改善策・工程表を整理する
- 生産性20%向上は提供元の一事例で、一般的な効果を保証する数字ではない
2026年10月30日にTEAM FABの公式発表を確認した。カイゼン丸を導入し、設備データ、改善率、費用対効果を独自検証した記事ではない。画像は製造業DXを検討するイメージ写真である。

北九州市で2026年5月に設立されたTEAM FABは、製造業DXサービス「カイゼン丸」などを12月2日から4日までの「ものづくり ワールド 福岡」に初出展する。IoTによる設備の見える化と、現場改善の支援を組み合わせる。
発表で注目したいのは、機器やソフトを先に選ばず、現在の業務、目標の業務、両者の差、改善策、DXロードマップの5点を「DX設計図」として整理する考え方だ。
グラフを作るだけでは終わらない
カイゼン丸は設備稼働データを集め、停止時間、サイクルタイムのばらつき、ボトルネック工程を確認する。IoTの導入自体を目的にせず、データを改善に使うことを目標にするという。
20%向上の条件は未公表
同社は、ある製造現場で工程分析と改善を行い、1人当たりの生産性が約20%向上した事例を紹介する。ただし工場規模、製品、測定期間、導入前の状態、費用は発表に記載されていない。他社が同じ結果を得られると読むべきではない。
展示会で聞きたい点:既存設備へのセンサー追加方法、データの保存先、初期費用と月額費用、現場支援の期間、改善前後の測定基準を確認したい。IT担当者がいない企業ほど、導入後の保守担当を明確にする必要がある。
出典・確認先
- TEAM FAB公式発表(2026年10月30日発表・確認)
- カイゼン丸公式サイト(10月30日確認)


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