停電した基地局の仕事を別拠点へ。ドコモとNTTがAI制御を実証

Windowsキーのあるキーボードのイメージ写真 スマホ活用
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • 基地局の通信処理と太陽光・蓄電池をAIでまとめて制御する実証を始めた
  • 平常時、電力不足時、停電時の3場面で効果を確かめる
  • 2026年12月末までに実証を終え、有効性を評価する予定である

2026年10月20日時点のNTTドコモ・NTT公式発表を整理した。画像はイメージ写真であり、実証設備や基地局ではない。

Windowsキーのあるキーボードのイメージ写真
通信処理の制御を表すイメージ写真。実証設備ではない。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

NTTドコモとNTTは10月20日、無線基地局の通信処理と、太陽光発電・蓄電池をAIで協調制御する実証を始めた。通信設備と電力設備を別々に動かすのではなく、発電量や停電の状況に合わせて一つの計画で動かす。

停電した拠点の通信処理を別の基地局へ移し、残った蓄電池を長持ちさせることが、利用者に最も身近な狙いである。電波そのものを移すのではなく、裏側の計算処理を他拠点へ回す仕組みだ。

電力が余る場所へ処理を寄せる

太陽光の発電量が多い時間帯は蓄電池を充電しながら、発電量の多い拠点へ通信処理を移す。電力需給が厳しいときは、蓄電池の放電と処理移動を組み合わせて対象拠点の消費を抑える。終了後の充電が新しい電力ピークを作らないかも検証する。

結果はまだこれから

実証はドコモの基地局とNTTの研究開発拠点を接続し、仮想化した無線アクセスネットワークを使う。2026年12月末までに平常時、電力需給ひっ迫時、停電時の効果を評価する。

現時点は実証開始:停電時の通信時間が何時間延びるか、どの地域へ導入するかは発表されていない。すでに全国の基地局で動いている機能ではない。

出典・確認先

コメント

タイトルとURLをコピーしました