CPU温度確認ソフトCore Tempに脆弱性 v1.21未満は更新を

Windowsキーのあるキーボードのイメージ写真 セキュリティ
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • Windows向けCPU温度確認ソフトCore Tempのv1.21未満が影響を受ける
  • 高い権限を得た攻撃者に物理メモリーを読み書きされる可能性がある
  • 開発元の案内を確認し、v1.21以降の最新版へ更新する

2026年11月2日にJVNが同日公開した情報を確認した。脆弱性を再現したり攻撃コードを実行したりしていない。画像はパソコンの温度監視と更新確認を行う場面のイメージ写真である。

パソコンのCPU温度監視ソフトを最新版へ更新するイメージ写真
CPU監視ソフトの更新確認を示すイメージ写真。Core Tempの実画面ではない。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

JVNは11月2日、ALCPUが提供するCPU温度確認ソフト「Core Temp」のカーネルドライバーに、アクセス制御が不十分な脆弱性があると公表した。影響を受けるのはCore Temp v1.21より前のバージョンで、識別番号はCVE-2026-109836である。

Core Tempを使っている場合は、まずバージョンを確認し、開発元からv1.21以降の最新版へ更新することが具体的な対策である。

物理メモリーを読み書きされる可能性

問題はドライバーのIOCTLインターフェースに対するアクセス制御にある。IOCTLはアプリがドライバーへ命令を渡す仕組みで、悪用されると物理メモリーの読み込みや書き込みにつながる可能性がある。

ネットを見るだけで直ちに攻撃される問題ではない

JVNのCVSS 4.0評価では攻撃元区分がローカル、必要権限が高とされる。ウェブページを開いただけで遠隔から即座に侵入される種類とは条件が異なる。ただし、別の方法で端末上の高い権限を得た攻撃者が悪用できるため、放置する理由にはならない。

固有の対策:非公式な配布サイトから更新ファイルを探さず、Core Tempの開発元が示す最新版を使う。会社のPCでは勝手に更新せず、管理部門へ対象バージョンを伝える。

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