Androidアプリからサーバーが狙われる「A2B攻撃」 新診断は何を見るのか

Windowsキーのあるキーボードのイメージ写真 セキュリティ
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • ユービーセキュアがAndroid向けのAI駆動アプリ診断を10月26日に開始した
  • 公開アプリから判明するAPI接続先を洗い出し、サーバー側の点検範囲を明確にする
  • 対象はAndroidのAPKと実機動作で、価格は個別見積もりである

2026年10月27日にユービーセキュアとNICTの公開情報を確認した。サービスを利用した評価記事ではない。画像はアプリ解析のイメージ写真である。

Androidアプリと接続先サーバーを点検するイメージ写真
アプリ診断のイメージ写真。実際の診断画面ではない。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

ユービーセキュアは10月26日、Androidアプリを対象にした「AI駆動スマートフォンアプリケーション診断」を始めた。AIエージェントが解析し、診断技術者が結果を確認・補完する。AIだけで判定を完結させない設計である。

注目点はアプリ本体だけでなく、アプリから見えるサーバーの接続先まで点検の入口にすることだ。公開Androidアプリを解析し、得た情報で接続先サーバーを狙う「A2B攻撃」では、アプリ自体に欠陥がなくてもAPIの認証や権限管理の不備が被害につながる。

API接続先の一覧を提供

APKファイルと実機上の動作を調べ、通信先のAPIエンドポイントを一覧化する。APIエンドポイントとは、アプリがデータを送受信するサーバー上の窓口である。修正案を含む報告書も提供し、希望すれば接続先APIのWebアプリ診断につなげられる。

Android専用で価格は個別見積もり

提供形態はリモートで、改修後の再診断にも対応する。iOSは従来のスマートフォンアプリ診断で扱う。価格は個別見積もりだ。診断データはAI学習やログの外部保存の対象にしない環境で扱うとしている。

向く企業:Androidアプリが接続するAPIを整理できていない企業や、アプリとサーバーを別々の担当者が管理している企業には、点検範囲を可視化するきっかけになる。

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