この記事のポイント
- 無料ベータ版Sarashinaサービスに国産の思考モデルが追加された
- 思考量をlow・medium・highの3段階で指定できる
- 公開スコアは開発元による評価で、全用途で他モデルより優れるとは限らない
2026年10月31日にSB Intuitionsの公式技術ブログとサービス案内を確認した。Sarashina3.2 mini thinkingの回答品質、速度、検索、ツール操作を独自検証した記事ではない。画像はAIモデルを選ぶ場面のイメージ写真である。

SB Intuitionsは、日本語に強い国産LLM「Sarashina3.2 mini thinking」をSarashinaサービスの無償ベータ版へ追加した。回答前に問題を分析し、候補を比較してから最終回答を作る「思考モデル」と位置付ける。
APIではreasoning_effortをlow、medium、highの3段階で指定でき、難しい課題では思考量を増やし、単純な処理では待ち時間を抑える使い分けを想定する。
長文・検索・ツール操作を強化
開発元によると、長い文脈やエージェント向けの学習データを増やし、検索能力と安全性のための強化学習も加えた。思考過程と最終出力を分け、JSONや表など指定形式だけを返す用途も想定している。
12種類の評価でも得意不得意がある
技術ブログは対話、数学、コード、STEM、指示追従、エージェント、検索、安全性など12種類のベンチマークを掲載する。一方、日本文化QAでは従来モデルより下がった項目があり、STEMや一部の複数回対話では比較モデルに及ばない。スコアは開発元の評価環境によるもので、個人の質問や企業データで同じ結果になる保証はない。
試すときの見方:無料ベータであるため、重要文書をいきなり任せず、同じ質問を思考量別に実行し、回答時間、根拠、形式の守り方を比べるとよい。利用条件と入力データの扱いもサービス画面で確認したい。
出典・確認先
- SB Intuitions TECH BLOG「国産LLM Sarashina3.2 mini thinkingの紹介」(2026年10月29日公開、10月31日確認)
- Sarashina公式サービス(提供条件を10月31日確認)



コメント