顔だけで新幹線改札を通る体験、鉄道博物館で10月21日から

ノートとスマートフォン、ノートPCを置いた机のイメージ写真 ソフトウェア
イメージ写真。記事で紹介する実機・画面ではありません。写真:Unsplash(配布ページ) / Unsplash License

この記事のポイント

  • 顔を向けて立ち止まらず、歩きながら認証する改札機である
  • 鉄道博物館の未来ステーションで10月21日から体験できる
  • 実際の乗車券として使えるサービスではなく展示である

2026年10月17日時点のパナソニック公式発表を整理した。画像はイメージ写真であり、展示される顔認証改札機ではない。

ノートとスマートフォン、ノートPCを置いた机のイメージ写真
イメージ写真。写真:Unsplash配布ページ(利用許諾)。

パナソニック コネクト、JR東日本、JR東日本メカトロニクスが共同開発した顔認証改札機が、さいたま市の鉄道博物館に登場する。10月21日から「未来ステーション」で体験でき、入館料以外の追加料金はかからない。

正面で止まって顔を合わせる方式ではなく、自然に歩きながら通過できる認証を目指した改札である。認証結果に合わせて画面表示と音を変え、未来の乗車体験として見せる。

実際の駅で約4カ月試した装置

展示されるのは、2025年11月から2026年3月まで上越新幹線の長岡駅で実証実験に使われた装置と同じものだ。試験対象は新潟駅と長岡駅の間を新幹線定期券で利用する参加者で、一般の旅行者が自由に顔だけで乗れたわけではない。

なりすましを画像解析で見分ける

顔認証では、登録画像とカメラ映像の特徴を照合する。さらに画像解析を使い、写真や映像をカメラへ見せるようななりすましを防ぐ仕組みを組み込んだ。パナソニックはNISTの顔認証評価で、2022年の1対1照合、2024年の1対多数照合において特定カテゴリーで世界1位になった実績を挙げている。

体験で分かるのは通過の流れ

博物館では、顔を登録して乗車券と結び付ける商用運用全体ではなく、改札機の前を歩いたときの認証と演出を体験する。ICカードやスマートフォンを手に出さずに通る感覚を確かめる展示と考えると分かりやすい。

鉄道博物館の展示は実際の乗車に使えない。顔認証改札の本格導入時期、対象路線、登録方法、料金は今回発表されていない。

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