この記事のポイント
- 複数のAI事業者へ学習利用の意向をまとめて示すrobots.txtの共通信号が提案された
- OpenAIは今後数カ月、Googleは2027年の対応を目指している
- 現時点では標準化途中であり、記述しただけで直ちに全社へ強制できる仕組みではない
2026年11月1日にOpenAI、Google、IETFの公開情報を確認した。RyXeonのrobots.txtへ設定を追加した記事ではなく、提案内容と導入時期を整理したものである。画像はウェブサイト設定を検討する場面のイメージ写真である。

OpenAIとGoogleは10月30日、ウェブサイト運営者が生成AIの基盤モデル学習にコンテンツを使うことへの意向を、robots.txtの共通シグナルで示せる仕組みへ対応する方針を発表した。IETFのAI Preferencesワーキンググループで進む草案を基にする。
大事なのは、これは対応方針の発表であり、2026年11月1日時点で全AI事業者へ即時に効く完成済みの標準ではないことだ。
事業者ごとの書き分けを減らす
現在はGPTBotやGoogle-Extendedなど事業者別の制御を管理する必要がある。共通のポリシートークンを使えば、参加事業者へ学習利用の拒否または許可をまとめて伝えられる。OpenAIは今後数カ月以内の実装を目指し、既存のクローラー制御も継続すると説明する。
クロール禁止とは別の意思表示
共通信号が扱うのは、基盤となる生成AIモデルの学習にコンテンツを使うことへの意向である。検索掲載やページ取得そのものを一律に禁止する設定とは役割が違う。Googleは共通の拒否指定があり、Google-Extendedが個別指定されていない場合、Google-Extendedを拒否したものとして扱う計画を示した。
固有の制限:草案は標準化途中で、事業者ごとに実装時期や優先する個別設定が異なる。既存設定を消す前に、各社の正式な実装案内と自サイトの目的を確認する必要がある。
出典・確認先
- OpenAI公式発表(2026年10月30日)
- Google Search Central公式発表(2026年10月30日)
- IETF AIPREFワーキンググループ(11月1日確認)


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